姉妹サイト(小さな英語教室の先生ブログ)はこちら

【英語独学法】発音をマスターするメリットと勉強法

Hello! 元英語教師のユキです。

今回は発音がテーマ。これを読んでいる皆さんは、発音をどうにかしたいと考えている人かなと思います。

私は、発音は個人的に絶対大事だと思っています。私は英会話よりも先に発音を身に付けた人なんです。正直、発音が一番簡単なんですもん!!

「うそだぁ!」って思うかもしれませんが、発音の習得にはそれほど時間はかかりません。私の場合、15時間ぐらいで習得しました。大学の音声学の授業だけでサクッと。

身に付けると言っても、ネイティブ100%の発音にはどう頑張ってもなれないし、なる必要もないので、70%ぐらい身に付けばバッチリです。

発音がいいといいことばっかりです。やらない理由がないです。発音はいろんなことにつながっていて、リスニング、スピーキング、ライティング、リーディングの4技能のすべてに好影響。

それに、もう何と言っても発音がいいとかっこいいんです。発音の練習する理由はそれだけでもいいぐらい。かっこいい!! 最高です!!

発音の4技能への好影響とは?

Speakingへの好影響

ずばり、あなたの英語が伝わりやすくなります。

1つ1つの単語の発音に加えて、イントネーションや強弱、連結、脱落、弱形など細かいところまで学習が進んでくると、もう「えっ?」って聞い返されることは減ります。

スムーズに会話できるようになってくれば、英会話に自信が持てるようになります。

Listeningへの好影響

リスニングへの影響は絶大です。自分が発音できる英語は聞き取れるんです。

なので、聞き取れる英語が増えます。

会話は、自分のことばかり話すのではなく、相手の話を聞き取って、反応したり、質問に答えたりすることが大切です。

聞き取れないと、「Pardon?」って繰り返さないといけないし、繰り返してもらったところで発音のせいで、簡単なフレーズも聞き取れなかったら、もう会話自体が成り立ちませんよね。

Writingへの好影響

好影響は、発音できたら、単語が正しく書けようになるということです。

大学のときの授業で、「言えたら書けないといけない!」と言っている先生がいました。

その時はどういうこと?って思っていたのですが、発音を学んで分かりました。

それは、文字と音はマッチしているということです。

日本語のように、一語一音ではないですが、英語もある程度しっかり規則にのっとっているということ。だから、「言えたら書ける!」ということ。

例えば、「milk」をきちんと発音できるなら、「milk」の「l」は、絶対「l」しかないということです。もし、「r」なら、発音の仕方も音も違ってくるからです。

Readingへの好影響

Reading への好影響は、英文が早く読めるようになること。

発音を深く学ぶと、連結や脱落など、単語と単語の結びつきについて理解が深まります。

その分、単語単語をぶつっ、ぶつっ、と切って読むことが減ります。

1文1文の英文をなめらかに読めるようになり、読みのスピードが上がります。

その他への好影響

最後に、とっておきの好影響は、発音をマスターすることで、英会話を習得する体質になれるということ!! 

発音をマスターできた!!という経験は、「できなかったことができるようになった」という成功体験です。

この成功体験は、次のステップに進むモチベーションになります。

特に、発音をマスターすることで、スムーズに会話ができるようになったことを実感できますから、英会話が楽しくなってきて、学びが加速します。

発音習得の正しい勉強法!

【発音の勉強法】
Step1: 音の出し方を頭と口の両方で理解する。     ↓
Step2: 正しい音を知って発音する。
Step3: 正しく発音できているかチェックする。
Step4: 1→2→3、のサイクルを回す。

Step1

正しい音を出すには、口の形、舌の位置や動かし方、息の出し方や止め方を理解することが大切です。まずは、頭で、次に、自分の口で、という流れでしっかり練習しましょう。学校では、ほとんど習っていないので、目からウロコですよ。

私は特に「L」の息の出し方に驚いた記憶があります。「L」の「ル」は、口を横に開いて、舌は、前歯の後ろにべたっとつけたまま、舌の横から「ル」と息を出します。下の横から息を出すって、初めて知った方もいるのではないでしょうか?

私は、これを習った時、だから、「L」の音が出せなかったんだと思いました。いくら音を似せようと思っても、できなかったわけが分かりました。スッキリ! 発音を学ぶと、このスッキリをいっぱい味わえますよ。

Step2

音の出し方を理解したら、今度は、正しい音を知ることが大切です。正しい音は、CD付きの本や、アプリ、YouTubeで確認することができます。まずはA~Zのアルファベットの1音1音が正しく発音できるようにしましょう。「Phonics(フォニックス)」で検索すると、たくさんのアプリやYouTube動画が出てくるので、活用しましょう。1ができていれば、正しい音がでるので、一発でその音が出せるかどうかを練習していくといいですね。

Step3

実際に正しく発音できているかを確認しましょう。確認に使うのはアプリ!いいアプリがあるんですよ。私の一押しは、「発音博士」です!! すごく厳しいです。

自分の発音を音素レベルでキャッチして、良くなかったところを表示してくれるので、自分の課題が見つかって練習しやすいですよ。全単語100点とれるまで頑張ってみてください。

Step4

最後は、1~3を繰り返すことです。うまく発音できなかったら、1に戻ってやり直しましょう。

発音は、スポーツとよく似ています。例えば、バレーボール(学生時代バレーボールしていたので)。スパイクの腕の振りとか、頭で意識して、腕の振り方も常に意識して練習する。そうやって練習し続けていると、いつの間にか、無意識にできるようになっている自分に気付く、、、みたいな。

何が言いたいかというと、発音も口の形や音を意識し続けることが大事ってことです。その先に、発音をマスターしてかっこよく英語を話している自分がいますよ。

発音チェックにはこのアプリ!「発音博士」

このアプリは、自分の単語の発音をチェックしてくれるアプリです。

・「apple」など単語を発音すると音素レベルでチェック。
・点数が出る。満点は100点。
・100点目指して何度もチャレンジできる。
・自分の発音を録音できる。お手本と聞き比べられる。

このアプリは、中学から高校までの頻出英単語を網羅しています。無料で「基本100単語」「月・曜日・数の英単語」「惑星・衛生セット」の発音チェックに挑戦できます。中学校1年から高校3年生までの英単語役4000単語を有料で追加することができます。

このアプリは本当に厳し~いです。私は“clerk”の“er”の発音が何回トライしても100点が取れません。友達のネイティブの方に発音してもらったら、1発で100点ゲット。さすがネイティブ!! そしてこのアプリの精度の高さを感じました。

ということで、自分の発音チェックと発音矯正に、一度このアプリに挑戦してみましょう。100点を取ると、「テッテラー」と効果音がなります。気分が上がりますよ!

提供元:KOTO CO., Ltd.

発音の理解にはこの本!「世界一わかりやすい 英語の発音の授業」

「世界一わかりやすい 英語の発音の授業」は、スタディサプリ講師の関正生先生が書いた本。この本を読めば、

・母音、子音、長母音などすべての発音が学べる。
・弱形が学べる。
・「飲み込む音」の発音が学べる。
・「変身する音」の発音が学べる。
・スペルと発音の法則が学べる。

この本1冊で、発音で学ぶべきことが網羅されています。。CD付きです。CDを聞いて、正しい音を知ることができますし、お手本にして練習もできます。

この本は、オールカラーで、イラストもたくさんあるので、口の形や舌の位置、息の出し方がバッチリ分かると思います。たくさんの学生さんに講義している先生だけあります。

まとめ 

今回は、発音の独学法についてまとめてみました。

とにかく、発音はメリットしかないので、一度しっかり勉強することをおすすめします。

発音がいいと、4技能すべてに好影響。

紹介したアプリ「発音博士」と本「世界一わかりやすい 英語の発音の授業」を使って、さっさとマスターして自信をつけてしまいましょう。

\ママ&小学生の英会話教室(^^♪/
お問い合わせはこちらから

コメント

タイトルとURLをコピーしました